不幸の原因がわからない時は
カテゴリー:スピリチュアル
易で夢を売る男 泰志龍です。
占いをしているとその人の現在の運気はその年の星回りによってだいたいわかるものです。
運気の悪い時に思わしくない事態が起こってしまうのはある程度はしかたのないこととも言えるでしょう。
しかし大勢の方を鑑定していると中には「どうしてこの人がこんなに辛い思いをしているんだろう?」と思うような方と出会うことがあります。
なぜこんな人が辛い思いを?
・今現在吉星が回ってきていて本人が持っている星との相性も悪くない。
・本人が持っている星も吉星。
・周囲の人(家族など)の運気もさほど悪くない。
というように結局何も悪い要素が無いように思える方から「事故が続く」「難病にかかった」「家庭内不和が絶えない」「全く子供ができない」・・というようなご相談を受けることがあるのです。
私はそういった占いや運気で説明できない災難に見舞われている方と出会った場合「ご先祖供養はきちんとされてますか?お墓参りなどは行かれてますか?」と尋ねます。
ですが答えはほぼ100%「No」で返ってきます。
「何年もほったらかしでお墓が泥まみれになっている」とか「お墓自体どこにあるか知らない」といった方もおられます。
逆にきちんとお墓の管理をされているような方はたとえ困難の中にあっても明るい顔をしておられる場合が多いのです。
実際には私は霊が見えたりする人間ではありません。
ましてやご先祖様の霊魂の存在を実証できるわけではありません。
ですが今までの鑑定経験の結果やはりご先祖供養が人の運勢または家運に大きく影響しているということは統計的に充分証明できるものであると思われます。
お墓参りに行くこと
現に「先生に言われたとおりお墓参りに行ってみたらその後からなんだか物事が思うように進んできました!」という喜びの声を何回もいただいています。
具体的なご先祖のお祀りの仕方なのですがこれについては宗教や宗派によってさまざまですので各自お調べいただきたいと思います。
それは仏壇や神棚の設置方法などがそれぞれ細かいところで違っているからです。
宗教によっては偶像を拝む事自体が禁止されていたりする場合もありますしね。
私個人の意見としては基本的には「お墓参りに可能な限りマメに行く=お墓を清潔に保つ」のが一番良い方法と思います。
もっともよくお伺いするのは「実家から遠く離れて暮らしているのでお墓参りに行けない。」という状態ですね。
とくに女性の場合は実家と嫁ぎ先のお墓両方に行くのは困難という環境も多いでしょう。
そんな場合でもとにかくお墓のあるお寺や教会に連絡をとってみましょう。
そして自分の家のお墓は今どういう状態になっているかを尋ねてください。
お参りしている人もなく汚れているようであればきちんと供養してもらえるよう頼んでみましょう。
お布施はそれなりにつつんで送付すれば良いでしょう。
またはこういう考え方も出来ます。
宗教をもたない民族
例えば世界全体を見わたせば宗教をもたない民族だっています。
「墓」という概念を持たない民族や死体をそのままにして自然に戻す人達もいます。
当然墓参りもすることはありません。
だからといって先祖の怨念に祟られたりということはないはずなんです。
そういった人達はまず例外なく自分たちを育んでくれた「自然」「大地」というものに感謝し祈りを捧げることを忘れません。
これは「究極の先祖供養」との言えるかも知れませんね。
つまりは自分の出来る範囲で今まで考えもしなかったご先祖のことやご先祖様から脈々と受け継がれてきた自分の命というものに思いをはせてみる。
これをするだけでも良い影響は生まれてくるのではないでしょうか?
子孫を不幸にしたいご先祖様はいない
だいたい子孫が不幸になることを願っているご先祖様っていないと思うんですね。
ただ子孫が自分たちのことを顧みずすっかり忘れ去っている状態では守ろうと思っても守れないとうことではないでしょうか?
そしてそのことに気づいてもらうためにいろいろと合図を送られる。
それが私達にとっては病気や怪我といった苦難の形で感じられるのかも知れません。
もしも思い当たるふしがある方は一度ご先祖様と向き合って幸せとは何なのかという対話をしてみることをおすすめします。
子孫から「今自分は元気に生きています!」という報告を受けることこそご先祖様が本当に望んでいることではないでしょうか?
そう言えるように生きていくことが私達の使命だと思います。
そしてそれを実行できた時には自分の中の何かが変わっているはずです。