断捨離の落とし穴
カテゴリー:スピリチュアル
![](http://denwa-otona-uranai.com/cms/wp-content/uploads/2019/06/8edea384c49910d2144e9afcaf117ebc.jpg)
断捨離していますか?
世の中には片付け整理や断捨離の本や情報がたくさん。
特に家庭を生活の場として重んじる女性にとってインテリアや部屋の状態は気になるもの。
2010年に流行語に選ばれた断捨離。
それに伴い整理整頓ではなくキッパリ物を捨ててスッキリ暮らすことを目指す人が増えました。
断捨離を実践する人をミニマリストといいます。
ですが一見すると良い断捨離にも落とし穴があることを知っていましたか?
断捨離の落とし穴
ゴタゴタの部屋は不快です。
雑多なものに囲まれて暮らしていると原因不明の病気にかかるんだとか、、、
物が多すぎるために選択肢が増えてかなりのストレスになるそうです。
物を処分して整理すると爽快感があります。
でもこの断捨離。
ハマりすぎると逆に窮屈になってしまいます。
捨てても捨てても満足できない。
今の現状に満足できないのです。
ミニマリストを目指そうと思いながら断捨離をしている時はまだまだと常に不足感や不満足を感じていました。
捨てなければ。
これも一つの執着です。
買ったものや頂いたものを捨てるのですから罪悪感も伴います。
でも続けているうちにその感覚も麻痺してきます。
断捨離が執着に、、、
断捨離は人の為社会の為というよりどこか自己満足の世界。
執着を捨てるはずが捨てることに執着する事になるのです。
整理整頓できていて清潔さを保つことは精神衛生上大事なこと。
でも極限的に物を減らしてスッキリ暮らすことは単なるこだわりです。
断捨離した部屋に満足して人から褒められてまた良いことと感じる。
断捨離をすると人の断捨離もできると言います。
ネット社会なので人間関係のリセットも昔よりはしやすい。
でも簡単に人間関係のリセットをして果たしてそれが幸せに繋がるのか?
自分の周りに究極的に選んだ心地よい物や人だけ。
一見いいようですが無理があります。
心がけるのは良いと思いますが執着は苦悩を生みます。
ポイントはある程度の感覚を忘れないこと。
いい加減=良い加減です。
ある程度物を整理整頓して掃除が行き届いているのが気持ち良い部屋ではないでしょうか。
物と人の心理とは密接な関係があります。
ゴミ屋敷がクローズアップされることがあります。
住居人は大概大切な人が亡くなったとか人間関係がうまくいかないとかで寂しさを抱えています。
物で心を埋めようとするのですね。
買い物依存症も同じ。
満たされていない思いを物で埋めようとします。
あなたの持ち物を見回してみて下さい。
それはあなた自身を知る手がかりです。
あなたにとっての物とは?心地良い部屋とはどんな部屋ですか?
断捨離という言葉に惑わされず心の声を聴きましょう。